モラハラ・パワハラは面接で言うべきか?言わないほうがいいのか
モラハラ・パワハラが原因で転職することになったとき、モラハラやパワハラをされていたことについて訊いてもいいのでしょうか。よく、そういうマイナスイメージは言わないほうがいいと言われていますが。
一般的には言わないほうがいいと書いている
転職のためのサイトや本では、ほとんどは「面接では言わない方がいい」と書かれています。これはたとえば被害者であったとしても、企業側としては全容が見えていないので、転職者のマイナスイメージになりやすいから、と言われています。
でも、これでは次に転職したときにモラハラやパワハラがない会社を選ぶことができるのでしょうか。
本当は言ったほうがいい
自分のイメージを損なうために、言わない方がいいとされてきました。しかし、言わなかったことで、また同じようにパワハラやモラハラに遭ってしまう可能性もあります。なぜなら、パワハラやモラハラをされる人というのは、一度や二度で終わらないことが多いからです。もし、モラハラやパワハラが横行している会社に入ってしまったら、ターゲットにされる可能性は高いでしょう。
それを避けるためにも、面接ではそれとなくパワハラやモラハラについて触れてみてもいいのです。
悪口にならないように説明する
退職時期が近いと、どうしても感情がのってしまい悪口にとらえかねない発言をしてしまいがちです。悪口や愚痴にはならないように気をつけないといけません。
転職者の面接の場合、なぜ転職しようと思ったのか、と聞かれます。そのときにそれとなく、モラハラやパワハラのようなものがあったのでと言ってもいいでしょう。
興味のある企業ならば「どんなことされたの?」と突っ込んで聞いてきます。そういうときは、淡々と起こったできごとを説明するといいでしょう。
そこで「ふうん」「へえそうなんだ」で終わってしまう企業もあります。
しかし、ちゃんと内容ときいてくれて「うちはそういうのないよ」と言ってくれる企業もあります。
転職者の一番の問題は、モラハラやパワハラのない職場がいいということ。それを理解してくれて、そして関心を示してくれる企業ならば、信用度が高いと言えます。
言わないまま、ハズレを引いてしまうより、言ってしまって合わなければ落とされるほうがいいとは思えませんか?